二十七宿の性格・相性・運勢を網羅的に解説
宿曜占星術は、生まれた日の月の宿である「本命宿」から、その人の性格、才能、人間関係の傾向を読み解く占術です。 このガイドでは、二十七宿の一覧、本命宿の調べ方、宿曜相性の6分類をまとめて確認できます。
生年月日から月の宿を算出し、二十七宿のどれに当たるかを確認します。
四神分類、七曜、宿ごとの長所・短所から、その人らしい強みを整理します。
二人の宿の距離から、命・栄親・友衰・安壊・危成・業胎を判定します。
本命宿とは、あなたが生まれた日に月が位置していた宿(二十七宿のいずれか)のことです。 宿曜占星術では、この本命宿を基準に性格・才能・相性を読み解きます。調べ方の流れは次の3ステップです。
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本命宿同士の距離で、二人の関係性を読みます。
同じ宿同士。強く共鳴し、似ているからこそ距離感が大切です。
発展と支え合いの関係。恋愛、仕事、友情のどれでも育てやすい相性です。
気楽で楽しい関係。負担の偏りを避けると長く続きます。
強く惹かれ合う関係。情熱がある分、境界線と冷静さが鍵になります。
挑戦と達成の関係。刺激を成果に変えやすい組み合わせです。
前世・来世の縁とも言われる深い関係。学びや成長が起こりやすい相性です。
| 宿名 | 読み | 四神 | 七曜 | 性格キーワード |
|---|---|---|---|---|
| 角宿 | かくしゅく | 東方青龍 | 木 | 社交的で知的好奇心が旺盛。人脈を活かして成功する |
| 亢宿 | こうしゅく | 東方青龍 | 金 | 強い信念と正義感を持つ。曲がったことが嫌い |
| 氐宿 | ていしゅく | 東方青龍 | 土 | 温厚で忍耐強い。堅実な努力で大成する晩成型 |
| 房宿 | ぼうしゅく | 東方青龍 | 日 | 情熱的でリーダーシップがある。華やかな存在感 |
| 心宿 | しんしゅく | 東方青龍 | 月 | 繊細で直感力に優れる。芸術的才能がある |
| 尾宿 | びしゅく | 東方青龍 | 火 | 行動力があり情に厚い。一度決めたら最後までやり抜く |
| 箕宿 | きしゅく | 東方青龍 | 水 | 自由奔放で冒険心旺盛。束縛を嫌う独立心が強い |
| 斗宿 | としゅく | 北方玄武 | 木 | 知恵と度胸を兼ね備える。大局を見通す力がある |
| 女宿 | じょしゅく | 北方玄武 | 土 | 勤勉で几帳面。コツコツ努力して確実に成果を出す |
| 虚宿 | きょしゅく | 北方玄武 | 日 | 理想が高く学問を好む。精神世界に興味がある |
| 危宿 | きしゅく | 北方玄武 | 月 | 直感で動く行動派。危機的状況で力を発揮する |
| 室宿 | しつしゅく | 北方玄武 | 火 | 力強い実行力と統率力。目標に向かって猛進する |
| 壁宿 | へきしゅく | 北方玄武 | 水 | 温和で協調性がある。学芸に秀で、教養豊か |
| 奎宿 | けいしゅく | 西方白虎 | 木 | 文才に恵まれ知的。礼儀正しく品がある |
| 婁宿 | ろうしゅく | 西方白虎 | 金 | 穏やかで人望がある。交渉上手で調和を重んじる |
| 胃宿 | いしゅく | 西方白虎 | 土 | 強い意志と闘争心。負けず嫌いで挑戦を好む |
| 昴宿 | ぼうしゅく | 西方白虎 | 日 | 上品で洗練された感性。美意識が高くセンスが良い |
| 畢宿 | ひつしゅく | 西方白虎 | 月 | 着実で粘り強い。地道な努力で大きな成果を出す |
| 觜宿 | ししゅく | 西方白虎 | 火 | 鋭い観察力と分析力。探究心が強く真実を追求する |
| 参宿 | さんしゅく | 西方白虎 | 水 | 華やかで存在感がある。勝負運が強く、勝負師的 |
| 井宿 | せいしゅく | 南方朱雀 | 木 | 計算力と計画性に優れる。戦略的思考で成功を掴む |
| 鬼宿 | きしゅく | 南方朱雀 | 金 | 二十七宿で最も運の強い宿。直感と霊感に優れる |
| 柳宿 | りゅうしゅく | 南方朱雀 | 土 | 粘り強く一途。感情豊かで愛情深い |
| 星宿 | せいしゅく | 南方朱雀 | 日 | 華やかなスター性。表現力が豊かで人を魅了する |
| 張宿 | ちょうしゅく | 南方朱雀 | 月 | 格調高く品がある。食と芸術を愛し、華やかな生活を好む |
| 翼宿 | よくしゅく | 南方朱雀 | 火 | 真面目で几帳面。忍耐強く、努力を惜しまない |
| 軫宿 | しんしゅく | 南方朱雀 | 水 | 思いやりがあり人情深い。相談役として頼られる存在 |
宿曜占星術(すくようせんせいじゅつ)は、月の通り道である白道を二十七の区画「宿(しゅく)」に分け、生まれた日に月がどの宿にあったか=本命宿から、その人の性格・才能・相性を読み解く東洋占術です。ルーツはインド占星術の「ナクシャトラ(月宿)」にあり、仏教の経典とともに中国を経て日本へ伝わりました。西洋の星座占いが太陽の位置を重視するのに対し、宿曜占星術は月を軸に読む点が大きな特徴です。
その原典となるのが『宿曜経(すくようきょう)』です。正式名称は『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』という長い経題で、上下二巻から成ります。唐の密教僧・不空(不空三蔵)が759年に漢訳したとされますが、サンスクリットの原典が存在したかは疑わしく、実際には不空が自身のインド占星術の知識を弟子の史瑶(しよう)や楊景風(ようけいふう)に口述筆記させた編纂物とみられています(下巻が史瑶による初訳、上巻が楊景風による改訂修注版とされます)。内容は、二十七宿・十二宮・七曜の巡りから日や方角の吉凶を読み解く、いわばインド占星術の入門書のようなものでした。
この宿曜経を日本へもたらしたのが、真言宗の開祖・空海(弘法大師)と伝えられています。空海は804年に唐へ渡り、806年に帰国しました。その帰朝時に請来した経典の一つが宿曜経とされ、これによって日本に「曜日(七曜)」の概念が知られるようになったといわれます。天台宗の円仁・円珍らも宿曜経の請来に関わりました。月曜日・火曜日といった七曜の巡りが、占いの経典とともに日本へ入ってきたと考えると、宿曜占星術がぐっと身近に感じられるのではないでしょうか。
宿曜術が日本で本格的に実用化されたのは、空海の請来から約150年後のことです。957年に天台僧・日延が呉越から暦法「符天暦」を持ち帰り、天体の位置計算ができるようになったことが転機でした。963年には宿曜師・法蔵が、村上天皇の御本命供の期日を巡って陰陽道の賀茂保憲と論争した記録が残っており、この頃に日本独自の「宿曜道(すくようどう)」が確立したとみられています。宿曜師の多くは密教僧で、誕生月日などを元に占った結果を『宿曜勘文』という文書にまとめ、朝廷や貴族に仕えました。平安時代には陰陽師と人気を二分したとも伝えられ、日食・月食の予測や閏月の扱いを巡って陰陽道側の暦道と激しく争っています。平安後期には能算・明算という父子の宿曜師が白河天皇や摂関家に仕えました。
その後の宿曜道は、南北朝時代以降の貴族社会の衰退とともに没落していきます。1417年に拠点であった北斗降臨院が焼失すると、以後は歴史の表舞台から姿を消しました。ここでよく語られるのが「宿曜占星術は的中しすぎたため、徳川家康が恐れて封印した」という逸話です。三代将軍・徳川家光が、万事に吉とされる鬼宿の日(旧暦11月15日)に儀式を行ったことが七五三の日付の由来になった——という話とあわせて占いの世界では有名ですが、いずれも一次史料での裏付けは確認されていない俗説・伝承です。史実としては、宿曜道は江戸時代よりも前の室町時代までにすでに衰退していたと考えられています。なお、江戸時代の暦で暦注として主に用いられたのは二十七宿ではなく二十八宿でした。
では、なぜ宿曜占星術は「二十七」宿なのでしょうか。鍵は月の運行にあります。月が天球を一周する周期(恒星月)は約27.32日で、月はほぼ1日に1宿ずつ進みます。この実際の月の動きに合わせて宿を配当するため、宿曜占星術では白道を27等分した二十七宿が用いられるのです。中国天文学由来の二十八宿は、二十七宿の斗宿と女宿の間に牛宿を加えた28宿を毎日順繰りに配当しますが、宿曜経は牛宿を除いた二十七宿を使い、旧暦の朔日(新月の日)にズレを調整しながら、月の運行に沿って宿を割り当てます。このページで紹介している東方青龍・北方玄武・西方白虎・南方朱雀の四神分類は、この二十七宿を空の方角ごとにまとめたものです。千年以上前の経典に基づく体系が、いまも生年月日ひとつで読み解ける形で残っている——それが宿曜占星術の面白さです。
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宿曜占星術は、月の動きを二十七宿に分けて本質や相性を見る東洋占術です。生まれた日の月の宿を本命宿として、性格、得意分野、人間関係の傾向を読み解きます。
本命宿は生年月日から算出します。当サイトでは宿曜占星術の無料鑑定で、生年月日を入力するだけで自分の本命宿、四神分類、七曜、性格傾向を確認できます。
宿曜の相性は、命、栄親、友衰、安壊、危成、業胎の6分類で見るのが基本です。実際には栄・親、友・衰、安・壊など、見る向きによって役割が分かれます。
二十七宿一覧では、各宿の読み方、四神分類、七曜、性格、長所、短所を確認できます。自分の宿だけでなく、気になる相手の宿を読むことで関係性の理解にも役立ちます。
星座占いは太陽星座を中心に性格傾向を見ることが多いのに対し、宿曜占星術は月の宿を使って本質や人との相性を読みます。特に恋愛、結婚、仕事相手との関係性を見る用途で使われます。
二十七宿はインド占星術のナクシャトラ(月宿)に由来し、月の通り道(白道)を27等分した体系です。月が天球を一周する恒星月=約27.32日に対応し、月の実際の運行に基づいて宿を配当します。一方の二十八宿は中国天文学に由来し、二十七宿の斗宿と女宿の間に牛宿を加えた28宿を毎日順繰りに配当します。宿曜占星術(宿曜経)で使うのは牛宿を除いた二十七宿です。なお、江戸時代の暦では暦注として主に二十八宿が用いられました。
七曜陵逼(しちようりょうひつ)は凌犯期間とも呼ばれ、七曜(日月火水木金土の七天体)が宿を「陵逼=侵し迫る」とされる特殊な期間です。宿曜道の伝統では、この期間中は日々の吉凶の解釈が逆転する(通常は吉とされる日が凶に、凶とされる日が吉に転じる)とされます。また期間中、本命宿から見て命・意・事・克・聚・同の関係に当たる6つの日は「六害宿」と呼ばれ、特に注意が必要な日とされてきました。期間の算出法や解釈の細部は流派によって差があります。
最終更新日: 2026年7月16日