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山地剥

さんちはく

上卦: 下卦:

山地剥の意味

剥は崩れ落ちること、陰が陽を浸食する状態を表します。山が大地に崩れ落ちるように、物事が根本から崩れていく時期です。小人が多く君子が退く状況で、大きな渡りには利がなく、じっと耐えて嵐が過ぎるのを待つことが求められます。

八卦の組み合わせ ― 艮(上)と坤(下)

下卦の坤は地であり、受容・柔順・大地を象徴し、内なる土台としての静かな受け皿を表します。上卦の艮は山であり、静止・とどまることを象徴し、外に現れる動けぬ状態を表します。大地の上にそびえた山が、支えを失って崩れ落ちようとする形です。陰の勢いが増して陽をじわじわと浸食し、下から土台が剥がれていく姿から、物事が根本から崩れる時期となるでしょう。この「崩落」の構図から、剥=崩れ落ち、陰が陽を削る、という主題が生まれるとされます。無理に前進すれば損を重ねるだけとされ、今は動かず耐え、嵐が過ぎるのを静かに待つことが求められるのでしょう。

場面別の読み方

恋愛では、関係が壊れやすい時期とされ、無理に維持しようと力むより、自然な流れに委ねて自分を磨く時間に充てるのも一案でしょう。仕事では、状況が悪化しやすいため大きな決断は控え、今あるものを守る守勢に集中するとよいとされます。金運は、拡大より防衛の局面で、時には損切りの決断も必要になるとされます。健康面では、無理を重ねず休息を優先し、心身をいたわる体調管理が大切とされます。転機は、動くよりも耐えて力を蓄える中で準備が整い、嵐が過ぎた後にこそ訪れやすいとされます。

山地剥が出たときの過ごし方

まず、今は耐える時期だと受け止め、無理な前進を控えましょう。逆風の中で動けば損を重ねるだけとされ、守りを固めることが最善とされます。次に、崩れゆくものに執着しすぎないことです。手放すべきものは静かに手放し、時には損切りの決断も次への備えになるとされます。さらに、この停滞を無為に過ごすのではなく、内側から自分を磨く時間に充てましょう。嵐は必ず過ぎるとされ、じっと力を蓄えておけば、運気が転じたときに飛躍の準備が整っているでしょう。耐えることが次の芽を守るのです。
総合運勢

崩れ落ちる時期です。無理な前進は更なる損失を招きます。今は耐えて状況が好転するのを待つことが最善です。損切りの決断も必要かもしれません。

恋愛・対人

関係が壊れやすい時期。無理に維持しようとせず、自然な流れに任せることも選択肢の一つです。内側から自分を磨く時間に充てましょう。

仕事・事業

状況が悪化しやすい時期。大きな決断は控え、今あるものを守ることに集中しましょう。守りを固める時期です。

今取るべき行動

今は耐える時期です。嵐は必ず過ぎます。じっと耐えて力を蓄えることで、次の飛躍への準備ができます。

上卦(外卦)
下卦(内卦)

よくある質問

山地剥(さんちはく)の意味は?

剥は崩れ落ちること、陰が陽を浸食する状態を表します。山が大地に崩れ落ちるように、物事が根本から崩れていく時期です。小人が多く君子が退く状況で、大きな渡りには利がなく、じっと耐えて嵐が過ぎるのを待つことが求められます。

山地剥が出たらどう行動すれば良いですか?

今は耐える時期です。嵐は必ず過ぎます。じっと耐えて力を蓄えることで、次の飛躍への準備ができます。

易経に逆位置はありますか?

易経の卦には、タロットカードのような逆位置という概念はありません。ただし「変爻(へんこう)」という概念があり、占った際に特定の爻が動く(変化する)場合、その爻が変化した後に別の卦に変化します。この変化した後の卦(之卦・しか)も合わせて読み解くことで、より深い解釈が得られます。

変爻とは何ですか?

変爻(へんこう)とは、易経占いで動く爻(陽爻が陰爻に、または陰爻が陽爻に変化する爻)のことです。コイン占いの場合、三枚ともが表(9点=老陽)または三枚ともが裏(6点=老陰)の場合が変爻です。変爻があると、その卦から別の卦に変化し、元の卦(本卦)と変化後の卦(之卦)の両方を読み解くことで、現在の状況と将来の変化の方向性が分かります。

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