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巽為風

そんいふう

上卦: 下卦:

巽為風の意味

巽は柔順で従うこと、風のように浸透することを表します。二つの巽が重なる形で、少しずつ浸透して影響を与えていく状態です。小事は利があり、行くことに利があります。大人を見ることに利があるとされ、柔軟に状況に従いながら着実に進んでいくことで成果が得られます。

八卦の組み合わせ ― 巽(上)と巽(下)

巽は風であり、浸透・従順・柔軟・広がりを象徴する長女の卦とされます。上卦も下卦もともに巽が重なるこの卦は、風がどこまでも吹き入り込むように、柔らかな力が二重に働く形です。下卦の巽は内面の従順さと柔軟さ、つまり出発点となる素直な姿勢を表し、上卦の巽はそれが外へ静かに広がっていく作用を表します。強く押すのではなく、隙間へ少しずつ入り込むことで相手を動かしていく――だからこそこの卦は「柔順に従いながら着実に浸透する」という主題を帯びるのでしょう。小事に利があるとされるのも、荒れた大風ではなく細やかな風の性質ゆえと考えられます。

場面別の読み方

恋愛では、相手のペースに寄り添う穏やかなアプローチが縁を深めるとされます。押し引きより、時間をかけて自然に心へ入り込む姿勢が吉でしょう。仕事では、強い主張よりも柔らかな提案と根気強い説得が実を結びやすい時期とされます。金運は、大きな一攫千金ではなく少しずつ積み上げる形が向くでしょう。健康面は、無理を避け生活リズムを整えるなど、日々の体調管理を大切にしたいところです。転機は、急な方向転換より、じわじわと環境に馴染みながら進む選択が向くとされます。

巽為風が出たときの過ごし方

まず、力任せに押し通さないことを心がけたいところです。風のように相手や状況の隙間へ静かに入り込む姿勢が、この時期の追い風になるとされます。次に、一度で成果を求めず、繰り返し丁寧に働きかけること。柔軟さは弱さではなく、時代に合った確かな力だと考えるとよいでしょう。加えて、自分の芯がぶれていないかを時々見つめ直すことも大切です。柔らかく従いながらも、内にある目的を見失わなければ、浸透した先に着実な成果が現れていくでしょう。
総合運勢

柔軟な対応と着実な浸透が吉の時期です。強引に押し進めるより、風のように自然に状況に馴染みながら進むことで道が開けます。

恋愛・対人

穏やかで柔軟なアプローチが縁を育みます。相手のペースに合わせながら、自然に心に浸透することで深い絆が生まれます。

仕事・事業

穏やかながら確実に影響を与えることができる時期。明確な主張より、柔軟な提案とじっくりとした説得が効果的です。

今取るべき行動

風のように柔軟に、しかし確実に浸透しましょう。強さより柔軟さが、今の時代に求められる力です。

上卦(外卦)
下卦(内卦)

よくある質問

巽為風(そんいふう)の意味は?

巽は柔順で従うこと、風のように浸透することを表します。二つの巽が重なる形で、少しずつ浸透して影響を与えていく状態です。小事は利があり、行くことに利があります。大人を見ることに利があるとされ、柔軟に状況に従いながら着実に進んでいくことで成果が得られます。

巽為風が出たらどう行動すれば良いですか?

風のように柔軟に、しかし確実に浸透しましょう。強さより柔軟さが、今の時代に求められる力です。

易経に逆位置はありますか?

易経の卦には、タロットカードのような逆位置という概念はありません。ただし「変爻(へんこう)」という概念があり、占った際に特定の爻が動く(変化する)場合、その爻が変化した後に別の卦に変化します。この変化した後の卦(之卦・しか)も合わせて読み解くことで、より深い解釈が得られます。

変爻とは何ですか?

変爻(へんこう)とは、易経占いで動く爻(陽爻が陰爻に、または陰爻が陽爻に変化する爻)のことです。コイン占いの場合、三枚ともが表(9点=老陽)または三枚ともが裏(6点=老陰)の場合が変爻です。変爻があると、その卦から別の卦に変化し、元の卦(本卦)と変化後の卦(之卦)の両方を読み解くことで、現在の状況と将来の変化の方向性が分かります。

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