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水火既済

すいかきせい

上卦: 下卦:

水火既済の意味

既済は成就と完成を表します。水と火が正しく配置されているように、万物が正しい位置に収まっている完成した状態です。小事は利がありますが、初めは吉で終わりは乱れるとされています。完成した後の弛緩に注意し、次の段階への準備を怠らないことが大切です。

八卦の組み合わせ ― 坎(上)と離(下)

上卦の坎は水であり、流れと知恵を象徴する中男の卦とされます。下卦の離は火であり、明るさ・知性・付着を象徴する中女の卦です。上に水、下に火――水は下へ、火は上へ向かうため、両者が自然に出会い、水が火に温められ火が水を沸かすように働き合う形がこの卦です。それぞれの要素がすべて正しい位置に収まり、噛み合っている完成の姿から、「成就・完成」という主題が生まれるのでしょう。ただし完成とは頂点であり、そこから先は崩れやすいともされます。初めは吉でも終わりは乱れやすいと戒められ、完成後の弛緩に注意が促されているとされます。

場面別の読み方

恋愛では、関係が一つの成就を迎える時期とされ、結婚や深い絆の形成が吉でしょう。ただし満足して育てる手を止めないことが大切です。仕事では、プロジェクトの完成や目標達成の時期と考えられ、成果を喜びつつ次の目標を掲げることで成長が続くでしょう。金運は、これまでの努力が実り安定する時期とされますが、守りに入りすぎない工夫も要るでしょう。健康面は、達成後の気のゆるみから乱れやすいため、整った習慣を保ち体調管理を続けたいところです。転機は、完成を区切りに次へ動くことで開けるとされます。

水火既済が出たときの過ごし方

まず、成し遂げたことを素直に喜ぶことを大切にしたいところです。努力が形になった瞬間を味わうことは、次への力になるでしょう。次に、完成に安住しないこと。この卦は完成後の弛緩を最大の敵とし、緩んだ瞬間から乱れが始まるとされます。整えた状態を保つ手を止めないことが肝心でしょう。そして三つめに、次の一歩を早めに描くこと。終わりは新しい始まりであり、完成は次の目標の出発点だとされます。達成に満足しきらず、静かに前進を続ける――その姿勢が、得た成果を長く保たせていくでしょう。
総合運勢

物事が成就し完成の時期を迎えます。成果を喜びながらも、次への準備を始めることが大切です。完成後の弛緩が最大の敵です。

恋愛・対人

関係が一つの成就を迎える時期。結婚や深い絆の形成が吉です。ただし完成満足して停滞することなく、関係を育て続けましょう。

仕事・事業

プロジェクトの完成や目標達成の時期。成果に満足しながら、次の目標を設定することで成長が続きます。

今取るべき行動

完成したことを喜びながら、次の一歩を踏み出しましょう。終わりは新しい始まりです。弛緩せず継続して前進することが大切です。

上卦(外卦)
下卦(内卦)

よくある質問

水火既済(すいかきせい)の意味は?

既済は成就と完成を表します。水と火が正しく配置されているように、万物が正しい位置に収まっている完成した状態です。小事は利がありますが、初めは吉で終わりは乱れるとされています。完成した後の弛緩に注意し、次の段階への準備を怠らないことが大切です。

水火既済が出たらどう行動すれば良いですか?

完成したことを喜びながら、次の一歩を踏み出しましょう。終わりは新しい始まりです。弛緩せず継続して前進することが大切です。

易経に逆位置はありますか?

易経の卦には、タロットカードのような逆位置という概念はありません。ただし「変爻(へんこう)」という概念があり、占った際に特定の爻が動く(変化する)場合、その爻が変化した後に別の卦に変化します。この変化した後の卦(之卦・しか)も合わせて読み解くことで、より深い解釈が得られます。

変爻とは何ですか?

変爻(へんこう)とは、易経占いで動く爻(陽爻が陰爻に、または陰爻が陽爻に変化する爻)のことです。コイン占いの場合、三枚ともが表(9点=老陽)または三枚ともが裏(6点=老陰)の場合が変爻です。変爻があると、その卦から別の卦に変化し、元の卦(本卦)と変化後の卦(之卦)の両方を読み解くことで、現在の状況と将来の変化の方向性が分かります。

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